ichiroイチローが魅せてくれました。

2年前のプレーですが、今世紀最高のスライディングと評価されたイチローの凄すぎるので、紹介します。

神業ホームイン。まさに忍者と絶賛されました。

イチロー 今世紀最高のスライディングが生まれた場面

2012年10月8日(日本時間9日)ボルティモアで行われたヤンキース対オリオールズ、アメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦です。

対するオリオールズの投手は、元中日ドラゴンズの台湾人左腕、チェン・ウェイン(元中日ドラゴンズ)が先発でした。

イチローは1回の第1打席、3球ファウルの後カーブを打ってボテボテのゴロ。
しかし、一塁手はボールが手につかず、失策で出塁しました。

その後、A-Rodのライナーをセカンド、R.アンディーノがナイスキャッチでダブルプレイ。
2アウトになりました。

2アウト1塁からロビンソン・カノがライト線にヒットを打つと、一塁走者だったイチローが走る走る。
二塁を周り、三塁を周り、、、

ロビンソン・カノのヒットもいいところに飛んだんですよね。

野手がボールをつかむまでに時間がかかりました。

なんと、ホームまで。

タイミング的には、完全にアウト。

あー、、、判断ミスってるよ。ムリムリと思いました。

そこで生まれたイチローの神業スライディング。

まぁ、見てください。動画はこちらです。
   ↓↓↓
イチロー 今世紀最高のスライディング

試合後のイチローのコメント

試合後のイチローのコメントです。

ああいうタイミングになることは分かっていたので、(ホームインする)可能性を出すにはどうしたら良いか考えた。スピードをそのままにしていてはあり得ないので、どうやってスピードを落とすか。キャッチャーのミットよりも、頭の中、心理を考えます

このコメントを聞いても、イチローがどう考えたのかよくわかりませんが。。
素人には理解不能です。。。

一部では、あんなによけるのはルール違反ではないかという疑問が上がっているみたいなので、少し調べてみました。

イチローのスライディングはルール違反?

スリーフィートオーバーというルールがあるみたいですね。

スリーフィートというと90cmです。

本塁と一塁の間はスリーフットラインという別のルールがあるのですが、
それ以外については、塁と塁を結ぶ線の左右スリーフィートまでが走路として許されていて、
その範囲を外れるとアウトとなるそうです。

ただし、スリーフィートオーバーは走路で適用・宣告されるものであり、塁上は走路に当たらないとみなす
運用がされているようです。

スリーフィートは余裕で超えているように見えましたが、
それで、イチローはアウトにならなかったんですね。

気になる試合の結果ですが、
イチローの凄いスライディングにも関わらず、
ヤンキースは1点差で敗れてしまいました。