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富山のご当地パンをご存知でしょうか?

富山県のご当地パンは、いくつかあるのかもしれませんが、

今回は、清水製パンのヒスイパンを紹介します。

ヒスイパンってどんなパン?

ヒスイパンって一体どんなパンなのでしょうか?

ヒスイ(翡翠)といえば、宝石や翡翠色を思い出しますね。

宝石の翡翠がどんな宝石かわからない方は、下のリンクをみてみてください。
  ↓↓↓
翡翠宝石の画像

5月の誕生石として、エメラルドが有名ですが、翡翠も5月の誕生石として扱われるようです。

ここで、ひとうんちく。

ヒスイの宝石言葉:長寿、健康、徳

古代では、不老不死および生命の再生をもたらす力を持つと信じられていたみたいですよ。

漢字の翡翠ですが、「翡」はカワセミの雄、「翠」はカワセミの雌を意味します。
カワセミは空飛ぶ宝石と呼ばれる鳥、美しい鳥として有名ですね。

ヒスイパンも美しいパンなのでしょうか?
期待が膨らみますね。

 

そして、翡翠色がどんな色かわからない方は、下のリンクをみてみてください。
  ↓↓↓
翡翠色 ひすいいろ

それでは、ヒスイについては、このくらいにして、
本題のヒスイパンにいきましょう。

ヒスイパンという名前は、かなりインパクトがありますけれど、
ヒスイパンの前身は、ヨウカンパン。

アンパンの上に羊羹が塗られたパンです。

翡翠で期待させすぎてしまったかもしれません…

なんだか和風なパンですね。

昭和30年頃、アンパンの表面に焦げ目がついてしまい、
もったいないからと上にようかんを塗ったのが始まりとか。

しばらくは「ようかんパン」として売られていたみたいです。

そして、昭和59年
地元のヒスイ海岸の緑色に、ちなんで「ヒスイパン」と改名したそうです。

富山県のヒスイ海岸は、東西約4kmの砂利浜で、「日本の渚・百選」に選定された美しいエメラルドグリーンの自然海岸。
ヒスイの原石が海岸に打ち上げられるんだそうですよ。

すごいですね〜。
一度拾いに行ってみたいですね。
でも、原石って素人が見てわかるものなのでしょうか?

 

そして、、、ネーミングって大事ですね!

「ようかんパン」より、「ヒスイパン」の方が全然いいですよね。
「ようかんぱん」では、家の戸棚に入っている感じですが、「ヒスイパン」なら小説にでてくるような感じで、ロマンスのあるパンを感じさせますよね。
「ようかんパン」では、全国にアピールできないと思います。

富山県のヒスイ海岸で、ヒスイパンを食べながら、ヒスイの原石を探すのもオツですね。