ヤンバルクイナは飛べない鳥です。

ヤンバルクイナはなぜ飛べないのでしょうか?
今回は、ヤンバルクイナがなぜ飛べないか調べてみました。

ヤンバルクイナはなぜ飛べないか?

1981年6月、山階鳥類研究所が初めてヤンバルクイナの捕獲に成功しました。
(それまでは山中を一瞬で走り過ぎるよくわからない正体不明の鳥だったそうです)

名前の「ヤンバル」の由来は、この鳥が生息する、国頭村、大宜味村、東村など沖縄島北部の地域、山原(やんばる)です。

「ヤンバル」がつく動物はヤンバルクイナの他にも
ヤンバルテナガコガネ
ヤンバルクロギリス
ヤンバルホオヒゲコウモリ

などがあります。
自然豊かで動物の楽園という感じがしますね。

さて、ヤンバルクイナが飛べない理由に迫っていきます。

飛べないクイナ類の中でヤンバルクイナは一番北の方に分布しています。
そしてクイナ類の中には、飛べるクイナもいます。
ヤンバルクイナと最も近いとされるフィリピンからインドネシアに分布しているムナオビクイナは、飛べるそうです。

また、沖縄島で約18500年前の地層から、クイナ類の化石が発見されていますが、
今より脚が短かったので、飛べた可能性があると考えられています。

このことから、以下のように考えられています。

昔、南からやってきた飛べるクイナが、沖縄島にやってきた。
沖縄島には、クイナの敵となる捕食者がいなかった。
飛ばなくても地表に食べ物がたくさんあった。

このため、飛ぶ必要がなく、だんだん飛べない翼になっていった。

使う必要のない機能は退化していったということですね。

 

今、ヤンバルクイナは絶滅寸前ということですが、なんとか、復活してほしいものです。

トキは2003年に絶滅してしまい、その後、中国産でなんとか復活に努力していますが、
トキの二の舞にならないように願っています。