二日酔いに効果的な食べ物を調べてみました。

二日酔いの朝はなんともつらいものですよね。
吐き気や頭痛、何か食べた方がいいのか?

食べた方がよいなら、何を食べるのが二日酔いに効くのか、調べてみました。

まず、何か食べた方がよいのか、何も食べない方がよいのか、についてですが、

二日酔いのときには、体がアルコールを分解するためにいろいろな栄養素を消耗していますので、
何か食べた方がよいです。

と言われても二日酔いの朝にもりもり食事なんてできませんので、効果的な食品を摂りたいですよね。

次に、二日酔いによいと言われている栄養素を紹介します。
これらの栄養素を含んでいる食べ物を食べれば、二日酔いに効くということですね。

二日酔いによい栄養素

ビタミンC

ビタミンCが血中に増えたアセトアルデヒドの分解を助ける効果があるため、肝機能が高まります。

タンパク質

肝機能の消耗で体力が低下している体には、タンパク質が必要です。

アミノ酸

アミノ酸は、肝臓のエネルギー源やタンパク質の材料になります。

果糖

果糖には、アルコールを分解する酵素を活性化させ、分解を早めてくれる作用があります。

クエン酸

二日酔いのときには、体の細胞は一時的にエネルギー不足になってしまいます。
クエン酸を摂取すると、クエン酸回路(エネルギーを生み出す回路)が活発になります。

他に、二日酔いに効果のある栄養素としては、

L-システイン、タウリン、タンニン、アミラーゼ

などがあります。

それでは、お待ちかねの二日酔いに効果的な食べ物を紹介します。

二日酔いに効果的な食べ物

肉うどん

米国化学学会にて、二日酔いに効く食べ物として発表されたのが、ヤカメンという中華料理。
日本でいう肉うどんのような食べ物です。

具は、牛肉の他、ゆで卵、ネギで、味はしょうゆ味です。

二日酔い治療に必要な栄養素が完璧な割合で含まれているそうです。

タンパク質と炭水化物というのが、意外に二日酔いに必要みたいですね。
肉うどんなんて食べる気がしないという場合は、
チーズサンドとかでもよさそうです。

しじみの味噌汁

しじみには、アミノ酸、アラニン、グルタミン、メチオニン、タウリン、ビタミンB12といった、肝臓の機能をサポートするたくさんの成分が含まれています。

特に、アミノ酸がたっぷり含まれていることは有名です。

また、味噌には肝臓の中にアルコールが脂肪として蓄積されるのを防ぐ働きがあるそうです。

しじみがないときには、あさりや牡蠣などの海産物でも効果があるようです。

梅干し

梅干しには、胃の粘膜を修復する働きがあります。
また、クエン酸を含んでいるため、疲労回復の効果があり、殺菌作用もあります。

また、二日酔いになった時、人間の体は酸性になっています。
そこにアルカリ性の食品である梅干しを食べると、体が弱アルカリ性になり、二日酔いの回復が早まるそうです。

大根おろし

大根に含まれるアミラーゼというデンプン分解酵素が、二日酔いに効果があります。
また大根には、ビタミンCが豊富に含まれています。
大根そのままよりも、大根おろしにした方が、ビタミンCが豊富になるそうです。

はちみつ

はちみつには、果物の大半には含まれない果糖の一種が含まれており、頭痛に効果があります。
食べ方は、スプーン一杯のはちみつを舐めるだけでよいそうです。

柿には、ビタミンCがみかんの約2倍も含まれているんです。
柿というのは、意外に栄養価が高いんですね。

柿の渋みの中に含まれるタンニンは、胃や小腸でのアルコールの吸収を助けますし、
低血糖状態を改善する果糖もたくさん含まれています。

以上になりますが、食べたいと思うものがありましたか?

私は今まで、おろしそばをよく食べていました。
吐き気があるときも気分がすっきりしますし、そばなら食べやすいので。

また、しじみの味噌汁もしじみのエキスが肝臓に行き渡る感じがしてよかったです。
意外にも気持ち悪くないです。

次回は肉うどんに挑戦してみようと思います。